「両国」の地名の由来

東京都墨田区にある「両国」は町名であり、両国駅周辺の一帯を指す地名でもある。駅の北側に国技館と江戸東京博物館がある。

橋の名前に由来する

両国の地名は隅田川に架かる橋の名前に由来する。1657年(明暦3年)の明暦の大火の際、橋がなく逃げ場を失った多くの人が死んだことを受け、江戸幕府は隅田川に「大橋」を架けた。江戸時代、隅田川は国の境で、西側が武蔵国むさしのくに、東側が下総国しもうさのくにであることから、人々はこの橋を「両国橋」と呼んだ。その後、正式に「両国」の町が誕生し、現在に至る。現在の「隅田川花火大会」は、以前「両国花火大会」という名前だった。


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「両国」のデータ

人口6,585 人(2012年10月1日時点)
郵便番号130-0026
区域一丁目~四丁目
JR総武線・都営地下鉄大江戸線「両国駅」
※所在地は墨田区横網

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カテゴリー「墨田区の地名の由来」「東京の地名の由来

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