「江古田」の地名の由来

東京都中野区にある「江古田」は「えごた」と読み、多くの住宅地からなる。以前、結核患者の隔離病棟を備えた国立療養所中野病院があったが、1993年に新宿区の国立国際医療センターへ統合、移転し、現在跡地は「江古田の森公園」や福祉保健施設・公務員宿舎になっている。

谷間の小さな湿田

地名の由来には、「谷間の小さな湿田」という意味の「江古田」が地名になったという説や、エゴノギが田の境にあったという説、アイヌ語の「集団」や「密集」が語源になっているという説がある。

「江古田」の読み方

中野区江古田から少し離れた練馬区旭丘に西武鉄道西武池袋線「江古田駅」があるが、これは「えこだ」と読む。また、中野区江原町に都営地下鉄大江戸線「新江古田駅」があるが、これは中野区の町名に合わせて「えごた」と読む。


大きな地図で見る

「江古田」のデータ

人口11,714 人(2010年10月1日時点)
郵便番号165-0022
区域一丁目~四丁目
西武池袋線「江古田駅」、都営地下鉄大江戸線「新江古田駅」
※江古田駅の所在地は練馬区旭丘、新江古田駅は中野区江原町

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「中野区の地名の由来」「東京の地名の由来

関連記事