「三軒茶屋」の地名の由来

東京都世田谷区にある「三軒茶屋」の読みは「さんげんぢゃや」で、おしゃれな住宅街のイメージが強く、吉祥寺や自由が丘と同様に「住みたい街ランキング」などに名を連ねる人気の高い町。

三軒の茶屋が並んでいた場所

江戸時代、大山道と登戸道の分岐するところに「しがらき」(後に石橋楼という旅館になる)、「角屋」、「田中屋」の三軒の茶屋が並んでいたことに由来する。この分岐地点は鎌倉から登戸を経て奥州へ向かう交通の要であり、現在では国道246号と世田谷通りが交差する場所になる。3つの茶屋のうち2つはすでに姿を消したが、「田中屋」は陶器店「田中屋陶苑」として現在も営業を続けている。

近年、再開発事業の一環で建設された複合ビル・キャロットタワー、東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」の所在地は、三軒茶屋に隣接する「太子堂」になる。


大きな地図で見る

「三軒茶屋」のデータ

人口12,319 人(2013年1月1日時点)
郵便番号154-0024
区域一丁目、二丁目
東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」
※所在地は太子堂

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「世田谷区の地名の由来」「東京の地名の由来

関連記事