「亀有」の地名の由来

東京都葛飾区にある「亀有」は葛飾区の北部に位置し、秋本治の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台としても知られている。以前は日立製作所や三共(現:第一三共)などの工場地帯であったが、工場は撤退し、現在は亀有駅を中心とした商店街と閑静な住宅街となっている。

昔は「かめなし」だった

戦国・室町時代には「かめなし」(亀無、亀梨)という地名であった。古隅田川と葛西川が合流しての背に似た島状の土地をなしていたことに由来する。1644年(正保元年)、幕府が国図を政策する祭、地元の人が「かめなし」の「なし」を嫌って、「亀有」に改めたといわれている。この地にある亀有香取神社(公式サイト)には狛犬ならぬ狛亀が出迎えてくれる。他にも、イトーヨーカドー亀有店やアリオ亀有、多目的ホール・かめありリリオホールなどがある。「亀有」の名の付く町名には「亀有」と「西亀有」がある。


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「亀有」のデータ

人口25,502 人(2012年12月1日時点)
郵便番号125-0061
区域一丁目~五丁目
JR常磐線「亀有駅」

「西亀有」のデータ

人口14,600 人(2012年12月1日時点)
郵便番号124-0002、125-0002
区域一丁目~四丁目
なし

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カテゴリー「葛飾区の地名の由来」「東京の地名の由来

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