「成城」の地名の由来

東京都世田谷区にある「成城」は東に仙川、西に野川が流れ、台地状の土地であり、都内有数の閑静な高級住宅街として知られている。

成城学園の学園名に由来する

1925年(大正14年)、新宿区牛込から移転してきた成城学園の学園名に由来する。学園の名前は中国の古典「詩経」の大雅の一節にある「哲夫成城」(哲夫城を成す)から取られていて、「城」は国を意味し、国をつくっていく人材を養うという意図が込められている。この地はもともと武蔵野の原野で、開発して都市を築いた経緯や設立時期など、同じく高級住宅街として有名な大田区田園調布に似ている。成城学園の移転後の1927年(昭和2年)、小田急線の成城学園前駅ができ、その後、住宅地として発展していった。


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「成城」のデータ

人口22,105 人(2013年1月1日時点)
郵便番号157-0066
区域一丁目~九丁目
小田急小田原線「成城学園前駅」

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カテゴリー「世田谷区の地名の由来」「東京の地名の由来

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