「東京湾アクアライン」「海ほたる」の名前の由来

「東京湾アクアライン」が開通したのは1997年(平成9年)12月18日のこと。神奈川県川崎市と千葉県木更津市を東京湾を横断して結ぶ高速道路で、長さは15.1km。途中には人工島の休憩施設「海ほたる」がある。

名前は、はがきとインターネットでの応募で、その数2万1000通に及んだ。その中で道路名の候補にのぼったのは、最優秀作品の「東京湾アクアライン」(応募総数3通)、優秀作品として「東京湾ドリームハイウェイ」(同6通)、「東京ドルフィンロード」(同4通)だったという。最優秀作品の応募数が3通というのは意外だが、当選した人は「水族館をイメージした」とのこと。また、選考委員長の平山郁夫氏は「水と一直線に伸びるイメージを表したざん新なもので、響きも良く呼びやすい」と選評している。

また、木更津人工島については、最優秀作品の「海ほたる」(応募総数1通)、優秀作品に「木更津アクアランド」(同5通)、「キサラ島」(同6通)が選ばれた。「海ほたる」の名前の由来は「海上に浮かぶ光」で、実際に発光性の節足動物「ウミホタル」が存在し、これをキャラクターとしている。


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カテゴリー「地理・地名

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