写真うつりが若くなるワザが歌舞伎にある

歌舞伎には若さを見せる基本的な仕草があり、それを意識することで写真うつりが若々しくなれる。

歌舞伎で若く見えるとか老けて見えるようにする技術として、手の位置がある。老女役の場合は手が下がった状態、若い女性役の場合は手が胸元に上がった状態にすることで、若さを表現している。これは、人は歳をとると肩甲骨のところにある菱形筋(りょうけいきん)が衰え、腕が下がってしまうことを計算した演出である。この歌舞伎での表現を使用して、写真でも手や腕が上がった状態で写れば若々しく見える。

2016/9/29

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カテゴリー「生活・科学

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