同じカカオ70%チョコレートでも美容・健康効果に差がある

カカオ豆に含まれるカカオポリフェノールには動脈硬化を防いだり、脳を活性化させる効果がある。他にも、がん予防、認知症予防、老化予防など、様々な効果が研究により明らかにされている。

そのため、「カカオ豆70%」などカカオ豆がたくさん入っている事を強調したチョコレートが数多く発売されている。しかし、同じ「カカオ70%」と記載されたチョコレートでも美容・健康効果に差がある。

チョコレートの主な原料はカカオマス、カカオバター、砂糖である。カカオマスという褐色の物の中にポリフェノールが多く含まれ、カカオバターはほぼ脂肪でポリフェノールなどは含まれない。しかし、「カカオ?%」というのはカカオマスとカカオバターの合計が表示されている。そのため、美容・健康に効果があるとされるカカオマス(ポリフェノール)の量は分からない。パッケージにカカオマスの量の記載がないが、食品表示法の関係で含有量の多い物から順に表示することになっているため、原材料名を見ればカカオマスとカカオバターのどちらが多く含まれているかは確認することができる。

2016/10/1

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カテゴリー「食べ物

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