姫路城の瓦紋のアゲハ蝶は逆さまで未完成のまま

2015年(平成27年)3月、24億円をかけた5年半の「平成の大修理」を経て、白く荘厳な姫路城の姿が復活した。この大修理を経た今でもわざと未完成のままのところがある。

天守の最上部分に丸瓦があるが、その瓦紋は関ケ原の戦い後の城主である池田輝政の家紋でアゲハ蝶になっている。このアゲハ蝶がいくつか逆さまになった「逆さアゲハ」のままのところがある。「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という故事があり、これは鎌倉時代の「徒然草」に記された考え方。そこから「完成」ではなく、あえて「未完成」の形をとったと考えられている。1989年(平成元年)に姫路市は、市政百年を迎え、「市蝶」に姫路城の瓦紋から「ジャコウアゲハ」を制定している。

2016/10/17

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カテゴリー「歴史・文化

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