新茶(煎茶)の旬は初夏、抹茶(碾茶)の旬は秋

今では1年中いつでも楽しめるお茶だが、最も美味しく飲むことが出来る季節は、新茶(煎茶)は初夏、抹茶(碾茶)は秋である。抹茶は碾茶(てんちゃ)を粉末にしたもの。

煎茶と碾茶は栽培方法が異なる。煎茶の場合、日光を遮断せずに栽培するため、日光がたっぷり当たり、お茶独特の渋味のもとである「タンニン」という成分が増える。

碾茶の場合、それを防ぐために、ある一定期間(20日以上)覆いをして日光が当たらないようにする。玉露の栽培も覆いを被せる時期がある。玉露より覆いを被せる時期が少ない茶をかぶせ茶という。日光を当てないようにして旨味の成分である「テアニン」を増やし、渋味の成分である「タンニン」が増えないようにする。さらに摘んでから5ヵ月間ぐらい低温保管しながら熟成させることで、その間にますます旨味の「テアニン」が増える。

新茶(煎茶)は、5月上旬の初夏に収穫される。立春(2月4日頃)から数えて88日目となる八十八夜(5月2日頃)に摘んだ新茶は上等なものとされる。一方、抹茶(碾茶)は、5ヵ月間ぐらい熟成させるために旬が10月頃の秋になる。

2017/04/29

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カテゴリー「食べ物・お酒

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