ヨーグルトが付かないフタはハスの葉をヒントに生まれた

ヨーグルトが入っている容器には、ヨーグルトが付くフタと付かないフタがある。ヨーグルトが付かないフタは、森永乳業のビヒダスヨーグルトなどに使われている。

ヨーグルトが付かないフタを世界で初めて開発したのは、大阪府大阪市中央区に本社を置く東洋アルミニウム株式会社である。群馬県伊勢崎市にある群馬工場でヨーグルトが付かないフタは生まれた。

ヨーグルトが付かない理由は、フタ材の内側がデコボコになっているためである。水は平らな面では横に広がるが、デコボコした面では表面張力により丸くなり、その場にとどまれずに流れていく。水分が多いヨーグルトもデコボコがあると、その場にとどまれずにフタに付かないというわけだ。

その開発のきっかけとなったのは、工場の隣の池に生えているハスの葉であった。ハスの葉は表面がデコボコで水をはじく性質を持っており、水をかけても水滴が残らない。このハスの葉の性質に注目し、ヨーグルトが付かない素材が開発された。

この撥水性機能を有する素材は、ナノテクノロジーを駆使した「トーヤルロータス」(TOYAL LOTUS)という包装材料である。「lotus」は「ハス」という意味。内容物が残りやすいケチャップのボトルなどへの応用が進められている。

リンク:東洋アルミ

2017/06/21

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「食べ物・お酒

関連記事