イタリア料理のカルパッチョは画家の名前に由来する

カルパッチョ(Carpaccio)とは、発祥国イタリアでは、生の牛肉の薄切りに、チーズまたはソースなどの調味料をかけた料理のことである。

イタリアのベネチアにあるハリーズ・バーというお店が、カルパッチョの発祥とされている。ハリーズ・バーのオーナーが考案したカルパッチョは、薄切りにした生牛肉にマヨネーズをかけた料理であった。

お店のオーナーがメニュー名を悩んでいたとき、たまたま近くで開かれていたのがイタリアの画家ヴィットーレ・カルパッチョ(Vittore Carpaccio)の絵画展であった。その中に赤と白を中心にした色使いの絵があり、牛肉の赤とマヨネーズの白に見えたことから、その料理は「カルパッチョ」と命名されたとされている。

この他にも、ヴィットーレ・カルパッチョが薄切りにした生牛肉にイタリアを代表するチーズのパルミジャーノ・レッジャーノをかけた料理を好んだことに由来する説などもある。

日本において、カルパッチョはマグロやカツオ、サケなどの刺身を使用した料理が一般的であるが、これはイタリアのカルパッチョを日本風にアレンジしたもので、和洋折衷料理の代表例となっている。世界的な刺身ブームの影響もあり、イタリアでも生の魚肉を使ったカルパッチョも多くなってきている。

2017/07/03

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カテゴリー「食べ物・お酒

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