ノーベル賞は研究の間違いが判明しても取り消されない

ノーベル賞は1901年(明治34年)に開始され、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の全6部門ある。これまでに約900人が受賞している。

ノーベル賞はその時点での最先端の研究を評価する賞であるため、たとえ受賞後に研究の間違いが判明しても取り消されることはない。

ちなみに、ノーベル賞の歴史の中で受賞を辞退した人もいる。ベトナムの政治家レ・ドゥク・ト(1911~1990年)は1973年(昭和48年)にノーベル平和賞を受賞したが、ベトナムにまだ平和が訪れていないという理由で辞退した。

また、現在では授賞決定発表の時点で本人が生存していることが授賞の条件とされており、授賞決定発表の後に本人が死去した場合にも、その授賞が取り消されることはない。

2017/9/1

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カテゴリー「歴史・文化

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