「コーヒー牛乳」はこの世から消滅している

「コーヒー牛乳」はコンビニやスーパーなどで普通に売られていると思う人もいると思うが、あれは現在「コーヒー牛乳」ではない。

コーヒー牛乳の「牛乳」という名称が使えるのは生乳100%のものに限る。生乳とは牛やヤギの乳のうち、搾ったままで、加熱殺菌などの処理を行っていないものをいう。生乳以外のものが混ざっているものに「牛乳」の表記はできないため、「コーヒー牛乳」という商品は成立しない。

そのため、現在では正確には「コーヒー入り乳飲料」となるが、「コーヒー乳飲料」「カフェ・オ・レ」「カフェ・ラッテ」「ミルクコーヒー」などと表記している。

雪印コーヒー
画像元:雪印コーヒー(雪印メグミルク)

このきっかけとなったのが2000年(平成12年)に起きた戦後最大の集団食中毒事件で、雪印乳業(現:雪印メグミルク)の汚染された牛乳を飲んだ約1万5,000人が下痢や嘔吐の症状を訴える事件が発生した。これにより牛乳業界は規制を厳格化し、生乳100%の飲み物以外に「牛乳」という名称を使うことができなくなった。

2017/09/15

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カテゴリー「食べ物・お酒

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