ポケモンGOで東尋坊での自殺者が減少した

福井県坂井市にある東尋坊は投身自殺する人が多く、昔から問題となっている場所である。

そんな場所に大きな転機となったのが2016年(平成28年)7月6日にリリースされた「ポケモンGO」。ポケモンGOの流行により珍しいキャラクターがゲットできると歩き回る人が増加した。これにより東尋坊での自殺者が減少した。

しかしその反面、より困難な問題もあり、自殺を考えて東尋坊に来た人はポケモンGOで人が多いため、より人目を避けて岩陰に隠れてしまう。自殺防止のために見回りをしている人が自殺志願者を発見しにくくなったのだ。

そこで、自殺しようとしている人たちの保護活動をしているNPO法人「心に響く文集・編集局」では小型無人機ドローンを導入して見回りを行うようになった。2017年(平成29年)6月19日に崖に1人で訪れた女性の行動確認に初めてドローンを使い、女性を保護した。1人でも多くの命を救うため、1日数回、ドローンでの見回りが行われている。

東尋坊
画像元東尋坊の自殺を防ぐためのドローン導入(ドローンニュース)

2017/9/20

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「生活・科学

関連記事