うどんダイエットは冷たいうどんが太りにくい

近頃ネットを中心に話題になっているのが、うどんダイエットで、お米やパンに比べてカロリーも糖質も低いことからダイエット食として注目されている。

各食品のカロリーと糖質の比較
品名カロリー糖質
うどん105kcal21.6g
そば132kcal26.0g
ごはん168kcal37.1g
食パン264kcal46.7g
※カロリーと糖質は100gあたりの値
出典:「日本食品標準成分表」(文部科学省)

冷やしうどん
画像元わら家

でんぷんは消化・吸収しやすい形としにくい形に分かれる。温度を下げることで難消化性でんぷん、いわゆるレジスタントスターチ(resistant starch)というものに変わる。「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味である。温度の下げ方次第では吸収される率が半分程度になる。

レジスタントスターチが多くなった冷たいうどんは、血糖値の上昇を緩やかにするのでインスリンの分泌が抑えられ太りにくい。冷たいうどんの中でもさらに効果があると言われているのが讃岐うどんで、弾力が強くコシがある讃岐うどんだと噛む回数が増え満腹感が得やすいため食べ過ぎも抑えられる。

2017/10/20

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カテゴリー「生活・科学

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