東京の地下鉄の路線がカーブしている理由

地下鉄の都営大江戸線の路線図を見ると、国立競技場駅と代々木駅の間にきついカーブがある。地下鉄は地下を走っているので、真っ直ぐトンネルを掘ればよく、わざわざカーブさせる必要はないようにも思える。

都営大江戸線の路線図
都営大江戸線の路線図
画像元:乗りものニュース

他にも、上の画像で青い丸で示したように、新宿西口駅と東新宿駅の間、飯田橋駅と春日駅の間、勝どき駅と築地市場駅の間、築地市場駅と汐留駅の間、麻布十番駅と六本木駅の間などにカーブを確認できる。このように路線をカーブさせることで乗客は大きな得をしている。

本当は最短で走らせたほうが路線は短くなり工費も安くなる。しかし、一般の人の土地の下を通してしまうと使用料がかかる。私有地の地下であっても土地の所有権が及ぶため、私有地の下に地下鉄を掘ると使用料が発生する。使用料として土地の値段の6割~7割前後かかることが多い。

私有地の下は使用料がかかるため、使用料のかからない国道一般道の下になるように、路線を無理やり曲げている。それにより初期費用を含めたコストを抑えて、結果として乗客の運賃を安くしている。都営大江戸線だけでなく、東京にある地下鉄路線の多くは、自治体が所有する公道に沿って地下鉄をカーブさせることで、使用料を抑え、安い運賃を実現している。

2017/10/24

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カテゴリー「乗り物

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