男子100m公式タイム歴代記録の黒歴史

100m競走は陸上競技の中で人気が高く、花形競技でもある。特に男子のトップは「人類最速の男」の称号が与えられる。

そんな男子100m競走の公式タイム歴代記録には黒歴史がある。以下の表は歴代記録26位までの一覧である。

男子100m公式タイム歴代記録
順位名前タイム
1ウサイン・ボルト9.58
2ウサイン・ボルト9.63
3ウサイン・ボルト9.69
3タイソン・ゲイ9.69
3ヨハン・ブレイク9.69
6タイソン・ゲイ9.71
7ウサイン・ボルト9.72
7アサファ・パウエル9.72
9アサファ・パウエル9.74
9ジャスティン・ガトリン9.74
11ヨハン・ブレイク9.75
11ジャスティン・ガトリン9.75
11ジャスティン・ガトリン9.75
14ウサイン・ボルト9.76
14ウサイン・ボルト9.76
14ウサイン・ボルト9.76
14ヨハン・ブレイク9.76
18アサファ・パウエル9.77
18アサファ・パウエル9.77
18アサファ・パウエル9.77
18タイソン・ゲイ9.77
18ウサイン・ボルト9.77
18タイソン・ゲイ9.77
18ウサイン・ボルト9.77
18ジャスティン・ガトリン9.77
26タイソン・ゲイ9.79

この一覧に出てくる選手は以下の5名であるが、ウサイン・ボルト以外は全員ドーピング検査で陽性反応が出たことがあるのだ。

  • ウサイン・ボルト(ジャマイカ)
  • タイソン・ゲイ(アメリカ)
  • ヨハン・ブレイク(ジャマイカ)
  • アサファ・パウエル(ジャマイカ)
  • ジャスティン・ガトリン(アメリカ)

ロンドンオリンピックの男子100mを連覇したウサイン・ボルト(2012年8月5日)
ウサイン・ボルト
画像元:毎日新聞

例えば、2004年アテネオリンピック100mの金メダリストであるジャスティン・ガトリンは、2006年5月12日に100mで9秒77を出し、世界タイ記録(当時)を保持していたが、2001年と2006年の2回、ドーピング検査で陽性反応を示したため抹消された。

また、アサファ・パウエルは2013年に禁止薬物に陽性反応を示したことが判明し、本人は故意の摂取を否認したが、ジャマイカ反ドーピング機関から18ヵ月の選手資格停止処分が科された。これに対してパウエルは異議申し立てを行い、スポーツ仲裁裁判所はパウエルの主張を一部認め、出場停止期間は6ヵ月に短縮された。

このように人類最速を目指す男たちとドーピング問題は切っても切れない関係にある。現在のところ、上記の歴代記録に名前を刻む選手でドーピングを行ったことがないのは人類最速であり英雄とも称されるウサイン・ボルトだけであるが、新しい選手の登場も期待されている。

2017/11/25

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「オリンピック

関連記事