実は根拠のない3つの定説

「酒は百薬の長」などの広く言い伝えられている定説には科学的な根拠のないでたらめなものもある。そんな3つの定説を以下に紹介する。

30品目弁当
30品目弁当
画像元:あいあい弁当

  • 健康を保つために1日30品目を摂取する
  • これは1985年(昭和60年)に厚生省(現:厚生労働省)が「食生活指針」に掲載したことから広まった。しかし、これには何の根拠もない。
    1日30品目は目安として提唱されたが、30品目という数を意識し過ぎると食べ過ぎになり肥満につながる可能性があるとして、2000年(平成12年)の食生活指針から「1日30品目」が削除されている。

  • クーラーの設定温度は28℃が望ましい
  • 2005年(平成17年)に環境省が地球温暖化対策のため、オフィスなどの冷房温度を28℃に設定することが望ましいと提唱した。しかし、これも実は根拠がない。
    当時の担当課長が28℃という設定について、科学的知見をもって決めたのではなく何となく28℃という目安でスタートしたと明かしている。現在の「クールビズ」ではクーラーの設定温度ではなく「室温28℃」を推奨している。

  • すっきり目覚めるために睡眠は90分サイクル
  • 睡眠は90分サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が交互に訪れるため、睡眠時間を90分の倍数にすると、眠りの浅いレム睡眠の時にすっきり目覚められるというもの。
    しかし、実は睡眠単位は70分の人もいれば、110分の人もいるというくらい曖昧なものである。90分という睡眠サイクルは全ての人に当てはまるというものではない。

関連記事:「酒は百薬の長」は間違いだと判明した

2017/12/10

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カテゴリー「生活・科学

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