再石灰化の日(3月1日 記念日)

東京都港区東新橋に本社を置き、食品・化粧品・医療品などの事業を手がける株式会社ヤクルト本社が制定。

自社製品の歯磨き粉「薬用アパコートS.E.<ナノテクノロジー>」の活用をとおして、歯の大切さや口の中の健康を訴える日とすることが目的。日付は、「薬用アパコートS.E.<ナノテクノロジー>」に配合されている薬用ハイドロキシアパタイトが、歯のエナメル質にできた初期むし歯を再石灰化することから、再石灰化の「さ(3)い(1)」と読む語呂合わせで。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

薬用アパコートS.E.<ナノテクノロジー>

再石灰化について

再石灰化とは、簡単にいえば歯を元の健康な状態に戻す現象のことである。通常口の中はアルカリ性に保たれている。しかし、糖が含まれるごはんやおやつを食べると口の中は酸性になり、歯のエナメル質からリン酸カルシウムの結晶が溶ける「脱灰(だっかい)」という現象が起こる。

再び口の中がアルカリ性に戻ると再石灰化が起こり、脱灰で溶けてしまった歯の表面を、唾液の成分であるカルシウムやリンでエナメル質の結晶を新しく形成し修復する。このエナメル質の大半を構成している物質は、リン酸カルシウムの一種であるハイドロキシアパタイトと呼ばれる。

再石灰化を促進するためには、歯垢をブラッシングなどできれいに落とすこと、唾液が充分に歯の表面に接触するようにしておくこと、フッ素や薬用ハイドロキシアパタイトが配合された歯磨き粉を使用することなどが大切である。

リンクヤクルト本社

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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