世界消費者権利デー(3月15日 記念日)

国際消費者機構の消費者運動の統一行動日で、1983年(昭和58年)から実施。英語表記は「World Consumer Rights Day」。

日付はアメリカのジョン・F・ケネディ大統領が1962年(昭和37年)のこの日に「消費者には権利がある」と一般教書で発表したことに由来する。この発表で消費者の4つの権利「安全への権利」「情報を与えられる権利」「選択をする権利」「意見を聴かれる権利」が初めて明確化された。

記念日を提唱した国際消費者機構は、消費者問題解決のための国際協力を目的として1960年(昭和35年)に設立された国際的組織である。本部はロンドンで、日本を含む世界中の消費者団体が加盟している。

この日には消費者の権利確立・拡大に向けて、世界で様々なイベントやキャンペーンが実施される。日本では、5月18日が「消費者ホットライン188の日」、5月30日が「消費者の日」であり、5月の「消費者月間」の方に重点が置かれているようで、目立った取り組みはされていない。

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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