IBDを理解する日(5月19日 記念日)

IBD患者会の集まりであるNPO法人IBDネットワークと、バイオ医薬品企業で東京都港区三田に本社を置くアッヴィ合同会社が2013年(平成25年)に制定。

IBD(Inflammatory Bowel Disease=炎症性腸疾患)とは、潰瘍性大腸炎とクローン病のことを指し、厚生労働省により特定疾患(難病)に指定されている。IBDをより多くの人に理解してもらうことが目的。日付はIBDを広く理解してもらうためのイベントを開催した日にちなむ。この日には疾患啓発イベントなどが開催される。

潰瘍性大腸炎とクローン病について

潰瘍性大腸炎は、主に20代を中心とした若い人で発症し、大腸に慢性的な炎症が生じ潰瘍(深部にまで及ぶ組織の欠損)ができ、血便、粘液便、下痢、腹痛などが良くなったり(緩解)、悪くなったり(再燃)を慢性的に繰り返す病気である。

クローン病は、主に10~20代の若い人で発症し、主に小腸と大腸に縦に走る潰瘍(縦走潰瘍)ができ、炎症を繰り返すことで腸が狭くなる狭窄、腸管同士の癒着などが起こる。主な症状として腹痛、下痢、血便、発熱などがあり、緩解と再燃を慢性的に繰り返す病気である。また、肛門周囲に膿(うみ)ができる肛門周囲膿瘍や痔の一つである痔瘻(じろう)といった肛門病変を合併することも多い。

この2つ病気は、明確な原因が不明で、根本的な治療法はまだ存在しない。現在、「不治の病」ともいわれる難病は130疾患あり、その中で潰瘍性大腸炎とクローン病を含む56疾患が特定疾患に指定されていて、医療費の公費助成がある。

リンク:IBDネットワークアッヴィ

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カテゴリー「5月の記念日」「今日は何の日

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