スナックの日(6月21日 記念日)

全日本菓子協会(ALL NIPPON KASHI ASSOCIATION:ANKA)が制定。

日付はかつて二十四節気「夏至」のお祝いに「歯固め」と称して正月の餅を固くして食べる習慣があったことに由来する。

歯固めの「歯」はもともと「齢(よわい)」のことで、齢を固めて長寿を願うという意味があった。スナック菓子メーカーがスナック菓子のPRのために、「夏至」にちなんだこの日を提唱したのが始まりである。

スナック菓子

同協会は、東京都港区新橋に事務局を置き、菓子メーカーの企業や業種別団体で構成される業界唯一の統一団体である。会員相互の協調と連携を密にし、菓子産業の健全な発展と国民の食生活向上に寄与することを目的とする。菓子原料の内外価格差の是正と供給の安定化、菓子取引のIT化、環境対策などに取り組んでいる。

スナック菓子について

スナック菓子とは、軽食代わりに食べられる菓子類の総称であり、その中で芋、豆類、トウモロコシなどの炭水化物を食用油で揚げたものを指すのが主流である。

英語のスナック(snack)とは、「おやつ、おつまみ、軽食」という意味があるが、2008年(平成20年)時点ではJAS法によるスナック菓子の定義は存在しないため、製菓業界が漠然と区分している。製菓・流通小売業界などでは原料にトウモロコシ、米粉、いも類、豆類などの炭水化物を用い、それを食用油で揚げている菓子類をこのように呼んでいる。

一方、小麦を原料とするビスケット類はビスケット菓子と呼ばれ、区分される。また、一部の煎餅、あられなどの米菓は炭水化物を原料として、油で揚げる共通点があるものの、米菓として区分される。

その他、業界でチョコスナックと呼ばれるものは、ビスケット生地にチョコレートをコーティングしたものであり、スナック菓子には含まれず、チョコレート菓子に属する。

スナック菓子の例として、チップスと呼ばれる種類の中には、円形のもので、カルビーや湖池屋の「ポテトチップス」、ヤマザキビスケットの「チップスター」、プロクター・アンド・ギャンブルの「プリングルズ」、ブルボンの「ポテルカ」などがある。円形でないもので、湖池屋の「ポリンキー」、ハウス食品の「とんがりコーン」、ジャパンフリトレーの「ドリトス」などがある。

また、パフやポン菓子と呼ばれる種類の中には、やおきん社の「うまい棒」や明治製菓の「カール」、いずみ製菓の「ムギムギ」などがある。パフ(puff)とは、「膨れる」という意味で、焼成する際に空気を入れたものを指す。

その他に、フライと呼ばれる種類の中には、スグル食品の「ビッグカツ」や菓道社の「BIGカツ」などがある。比較的厚みがあるのが特徴である。

リンクe-お菓子ねっとWikipedia

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カテゴリー「6月の記念日」「今日は何の日

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