テレビCMの日(8月28日 記念日)

基幹放送を行う全国の民間放送事業者を会員とする一般社団法人・日本民間放送連盟(民放連)が2005年(平成17年)に制定。

1953年(昭和28年)のこの日に開始された民放の日本テレビ(JOAX-TV)で、日本初のテレビCMが放送された。初のCMは「精工舎の時計が正午をお知らせします」という服部時計店(現:セイコーホールディングス株式会社)の時報であった。

このCMは30秒スポットであったが、フィルムが裏返しになっており、音も不明瞭だった。そのため、正午に放送された初CMはわずか3秒で中止されるというハプニングがあり、同日夜7時に第2号CMとして以下のCMが放送された。


日本初のテレビCM(セイコー)
日本初のテレビCM(セイコー)
日本初のテレビCM(セイコー)
日本初のテレビCM(セイコー)
日本初のテレビCM(セイコー)
リンクYouTube

同連盟は8月1日から31日までを「CMのCMキャンペーン」月間として、キャラクター「コマーさる君」を使ってPRしている。コマーさる君の声を担当しているのは、俳優の阿部サダヲである。

この日8月28日は日本テレビが民間放送として初のテレビ放送を正式に開始した「民放テレビスタートの日」でもある。

精工舎について

精工舎とは、服部時計店の製造・開発部門として設立された会社群が名乗っていた名前である。いずれも、セイコー本体または、創業家である服部家とその関連会社が大株主であった。

精工舎設立当時、服部時計店は企画・マーケティング・保守サービスを担当し、精工舎は、服部時計店からは独立した製造部門として、研究開発・設計・製造を行っていた。そのような「協業」によってSEIKOブランドの時計は、技術水準を高め、世界的に高い評価を得るに至った。

リンク日本民間放送連盟セイコーWikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

関連記事