骨董の日(9月25日 記念日)

京都府京都市中京区に本社を置き、骨董・美術品のオークションを手掛ける株式会社古裂會(こぎれかい)が制定。

日付は江戸時代の戯作者で「骨董」の語を広く知らしめるべく『骨董集』を刊行した山東京伝(さんとう きょうでん、1761~1816年)が『骨董集 巻之三』に記した日付の文化十二乙亥九月二十五日から。

日本の古き良き文化の一つである骨董品を多くの人に愛してもらうきっかけの日とするのが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

古裂會

骨董品について

骨董品(こっとうひん)とは、希少価値のある古美術や古道具のことである。フランス語ではアンティーク(antique)と呼ばれ、その語源は「古い」を意味するラテン語のアンティクウス(antiquus)に由来する。ここから派生した用法として、古いだけで実際の役には立たない時代遅れのもの、がらくたを指して「骨董品」と呼ぶこともある。

骨董品の壺

骨董品として重要なのはあくまで「古いこと」と「希少価値」であり、物品のジャンルは問わず、食器や文具といった日用品、玩具、貴金属や宝石を含む装飾品、衣類、家具など、多岐にわたる。中国では古より、「乱世的金銀 太平時的骨董」と言われ、平和な世の中に於いて価値のあるものとして理解されていた。

文化遺産の保護などを目的として、骨董品の輸出を規制している国もある。そのような国から海外へ骨董品を持ち出す場合は、違法となることがある。

リンク古裂會Wikipedia

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カテゴリー「9月の記念日」「今日は何の日

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