東京都中央区京橋に本社を置き、牛乳・乳製品・菓子・加工食品などを製造・販売する株式会社明治が制定。
記念日は「プリン体と戦う乳酸菌」をキャッチコピーとする「PA-3乳酸菌」を使用した独自の価値をもつヨーグルト「明治プロビオヨーグルトPA-3」の発売を記念したものである。
日付は発売日である2015年(平成27年)4月7日から。この記念日をきっかけにプリン体への理解を深め、より健康的な食生活を送ってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「プリン体と戦う乳酸菌」は、明治が保有する数千種類の乳酸菌ライブラリーの中から、プリン体への可能性に着目して選び抜いた「PA-3乳酸菌」で、正式名称を「Lactobacillus gasseri(ラクトバチルス・ガセリ) PA-3」という。日頃プリン体を気にして生活している人をターゲットとした商品となっている。
プリン体とは、細胞の中の核酸(DNAとRNA)などに含まれる成分であり、実は、生物が生命活動を行う際に必要不可欠なエネルギーの源である。
プリン体はほぼ全ての食品に含まれていて、食品中では旨味の成分であり、細胞数の多いもの、細胞分裂の盛んな組織に多く含まれる。プリン体の多い食品として、煮干し、干し椎茸、鶏・豚・牛のレバー、カツオ、納豆、クロレラ、ローヤルゼリーなどが挙げられる。
プリン体は体内で分解されて、尿酸になり、尿酸プールに貯められ、最終的には尿などと一緒に排泄される。
プリン体の過剰な摂取は、高尿酸血症や痛風を引き起こすことがある。日々の生活において、健康を保つためには、尿酸の摂取・産生量と排泄量のバランスを取ることが大切である。