大根は先端の白い方がより辛い。普通にすりおろした大根おろしに熱した鉄の棒を入れるとさらにとても辛くなる。
大根おろしの辛みは、辛み成分アリルイソチオシアネート(芥子油)によるもので、マスタードやワサビにも含まれる。この物質は、そのままの大根の中には存在せず、大根を切ったり、すりおろしたりすることで、細胞が壊れると初めて化学反応が起こり生成される。大根おろしに熱した鉄の棒を入れると、大根の細胞がさらに壊れることでイソチオシアネートが生成され、辛みが増す。辛い大根おろしが好きな人は試してみてもよいかもしれない。
2016/10/14
カテゴリー「食べ物」