「かわいいコックさん」の絵描き歌の中に「6月6日」が出てくることから。
「かわいいコックさん」または「コックさん」は、東京のわらべうたで、作詞・作曲者は不詳。1964年(昭和39年)から1965年(昭和40年)にかけて、NHK総合テレビの幼児向け番組『うたのえほん』で歌われたことにより、全国的に知られるようになった。
『うたのえほん』に採用された歌詞は以下の通り。
もともとの歌詞は、「六月六日に雨 ざあざあふってきて」の部分が「六月六日のさんかんび 雨ざあざあふってきて」であったが、幼児に分かりにくいとの判断により「さんかんび」は省略された。地方によっては若干異なる歌詞でも歌われている。
神奈川県川崎市多摩区に本社を置き、イラスト・キャラクターのデザイン開発、キャラクター商品の企画・製造・販売を行う株式会社オムテモワンが、1995年(平成7年)8月に世界で初めて「かわいいコックさん」キャラクターのTシャツを原宿竹下通りのテスト販売でデビューさせた。
その後、1996年(平成8年)3月に特許庁に「かわいいコックさん」のイラストを商標登録出願し、翌1997年(平成9年)8月に商標登録が認められている(歌については商標登録されていない)。
同社は、「かわいいコックさん」のTシャツ・エプロン・塩胡椒入れ・箸置き・プレート・コースター・鍋敷き・ストラップなど、数多くの商品を販売している。