鯨類その他の海産哺乳類の試験研究などを行う一般財団法人・日本鯨類研究所が制定。
日付は「く(9)じ(4)ら」と読む語呂合わせから。水産資源の適切な管理・利用に寄与することを目的とし、鯨と日本人の共生を考える日。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
クジラ(鯨、whale)は、哺乳類のクジラ目、あるいは鯨偶蹄目の鯨凹歯類に属する水生動物の総称であり、その形態からハクジラとヒゲクジラに大別される。ハクジラの中でも比較的小型(成体の体長が4m前後以下)の種類をイルカと呼ぶことが多いが、この区別は分類上においては明確なものではない。
日本やインドネシア、フィリピン、ノルウェー、アイスランドなど、古くからクジラから採取した肉や皮を食べる習慣がある国や地域が存在する。また、鯨骨は狩猟具として加工利用され、ヒゲクジラ類の鯨ひげは工芸などの分野で盛んに用いられ、釣竿の先端部分、ぜんまいなどに利用された。