東京都渋谷区桜丘町に本社を置き、アメリカで誕生した「クレイジーソルト」を1980年(昭和55年)より日本で発売している日本緑茶センター株式会社が制定。
日付は長年にわたりアメリカから「クレイジーソルト」を輸入している同社が、在日アメリカ合衆国大使館からその功績を讃えられ表彰された2017年(平成29年)9月21日にちなんで。
どんな食材でもひと振りで美味しくなると人気のロングセラー調味料として、幅広い広い世代に愛され続けている「クレイジーソルト」。これからもさらに多くの人にファンになってもらうのが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「クレイジーソルト」は、岩塩と6種類(ペッパー・オニオン・ガーリック・タイム・セロリ・オレガノ)のハーブをブレンドした調味料である。
岩塩ならではのうま味とハーブを絶妙にブレンドすることで、和・洋・中華・エスニックどんなお料理もひと振りでたちまちシェフの味に変えてしまうことからお料理時間を短縮させてくれる万能調味料として人気がある。
「クレイジーソルト」は、「Krazy Salt」または英語では「Krazy Mixed-Up Salt」と表現される。その名前は、英語で「あなたを夢中にさせる」という意味を持つ、「Crazy For You」という動詞から取られたものである。家庭で愛される調味料になってほしいという願いを込めて、Crazyではなく、K(キッチン)razyと綴りを変えている。
「クレイジーソルト」は、1960年代のアメリカ・フィラデルフィアにおいて、当時60才のジェーン・シマンズ(Jane Semans)おばさんのキッチンで誕生した。ひと振りで美味しい料理ができるように、試行錯誤しながら岩塩にハーブをブレンドした調味料を作ったのである。
ジェーンおばさんの家族に大好評だったその調味料を、クリスマスプレゼントとして近所の人に贈ったところ、皆が「もっと欲しい!」と夢中になった。それが「クレイジーソルト」の始まりである。
商品ラインナップとして、「クレイジーソルト」の他に「オーガニック クレイジーソルト」や「クレイジーペッパー」「クレイジーレモン」「クレイジーガーリック」「クレイジーバジル」「クレイジー岩塩」などがある。