国連の専門機関の一つである国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)が2015年(平成27年)に制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day for Universal Access to Information:IDUAI」。
ユニバーサル・アクセス(universal access)とは、国籍や年齢、性別、障害などあらゆる要因に関わらず、誰でも同じようにインターネットを利用でき、情報を得られる状態のことを意味する。
デジタル技術の発展は世界中で進んでおり、前例のないデジタル変革の時代となっている。そんな中で、先進国と開発途上国、都市部と農村部など、それぞれの社会におけるインフラの格差が生じ、新しい形の不平等につながっている現実がある。
住む国や地域、人の年齢や性別などに関係なく、全ての人が平等に情報にアクセスできるように社会的・経済的な対策が必要である。
そのために、各国における法律の整備や政策の実施、インターネット普及率の低い地域への支援や教育、身体障害者が不自由なく入力できる機器の開発など、世界的にユニバーサル・アクセスの実現のための努力がなされている。