三重県伊勢市に事務局を置き、業界の発展と交流、業界の若手技術者の育成などを目的に活動する三重県洋菓子協会が2002年(平成14年)に制定。
日付は、フランスではサン・ミシェル(大天使ミカエル)が菓子職人の守護聖人となっており、その祝日が9月29日であることから。
彼の名をとった「サン・ミシェル」と呼ばれるケーキはフランスで生まれた。また、日本では「サン・ミシェル」という名前の洋菓子店が複数みられる。
三重県洋菓子協会は、1962年(昭和37年)に創立された団体。活動内容としては、年2~3回開催される技術講習会や経営セミナー、会員の問題点解決のためのセミナー、ラッピング講習会、研修旅行、新年会やゴルフ・コンペなどを通した親睦会、県能力開発協会の技能検定試験への協力、中部洋菓子技術コンテスト大会の開催など多岐にわたる。
「洋菓子」とは、西洋に起源をもつ菓子の総称。日本の伝統的な菓子である「和菓子」と対置される言葉である。
明治時代以降、日本に多数の西洋風の菓子が紹介されたため、従来親しまれてきた菓子との区別のために用いられるようになったものであり、明治時代以降に日本に入ってきた菓子に対して用いられる。
西洋に起源がある菓子であっても、16世紀にオランダやポルトガルなどの宣教師から伝えられた、カステラ、ボーロ、金平糖などの南蛮菓子は通常和菓子として扱われている。
主な洋菓子には、スポンジケーキ、パウンドケーキ、ロールケーキ、タルト、シュークリーム、エクレア、アップルパイ、プリン、マカロン、ゼリー、ムース、ババロア、スフレ、パンナコッタ、バウムクーヘン、ビスケット・クッキー、ウエハース、プレッツェル、キャンディ、キャラメル、マシュマロ、グミ、チューインガム、チョコレート、アイスクリーム、シャーベット、ポテトチップスなどがある。