「さとうさん」と言えば「佐藤さん」が一般的だが、日本には「砂糖さん」もいるという。
「砂糖さん」がいるのは宮崎県。なぜ砂糖という名前になったかというと、宮崎県日南市の特産品である黒砂糖の材料になるサトウキビを作っていたため。そこから江戸時代に殿様から「砂糖」という名字を与えられたという。現在でも砂糖さんはサトウキビの煮汁を釜で炊きかき混ぜる「さとねり」という製法で黒砂糖を作っている。
2016/9/24
カテゴリー「歴史・文化」