飛行機のタイヤの中には窒素が入っている

タイヤといえば普通は空気が入っているが、飛行機は防災などのために窒素が入っている。

飛行機の着陸の瞬間
飛行機のタイヤ
画像元飛行機のタイヤ(フジローの写真館)

①飛行機のタイヤは着陸するときに大きな力が加わり高温になる。酸素を含まない窒素ガスは爆発や火災のリスクを最小限にできる。②タイヤの小さな劣化が大きな損傷につながる恐れがある。窒素は空気に含まれる酸素と違って、不活性ガスなのでタイヤの素材の劣化を防ぐことができる。③高い所を飛ぶため温度が急激に下がる。水蒸気が含まれるとこれが凍ったりするため水分を含まない方がより安全である。

高温、高圧、低温、不燃性、不活性などさまざまな要素を考慮した結果、空気ではなく窒素が使われている。

ちなみに、飛行機のタイヤの大きさはジャンボ機の場合、1個およそ直径1.2メートル、幅0.5メートル、重さは120キログラムとかなり大きく、合計5本の脚に18個のタイヤが付いている。

ボーイング747
飛行機のタイヤ
画像元この脚、誰の脚?(Airmanの飛行機写真館)

2017/9/17

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カテゴリー「乗り物

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