世界点字デー(1月4日 記念日)

視覚障害者の権利を守る目的で設立させた世界盲人連合(World Blind Union)が制定。国際デーの一つ。

英語表記は「World Braille Day」。日本語では「国際点字デー」「世界点字の日」などとも表記される。

2000年(平成12年)11月に開催された世界盲人連合総会にて議題に登り採択された。その後、2018年(平成30年)12月の国連総会において承認された。コミュニケーション手段としての点字の重要性に対する認識を高めることが目的。

World Braille Day

記念日の日付は点字表記を完成させたフランス人のルイ・ブライユ(Louis Braille、1809~1852年)の誕生日にちなむ。英語とフランス語で点字は「braille」と呼ぶが、これは彼の名前に由来する。

ブライユは5歳の時に両目とも失明し、10歳でパリの王立盲学校に入学した。点字を発明したのはわずか15歳頃であり、視覚障害者に新たな希望を与えた。以降、ブライユはその改良に務めた。ブライユは肺結核のため43歳で亡くなったが、フランス政府に認められ、ブライユの点字は採用され世界に広まった。

リンクUnited NationsWikipedia

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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