禅僧・良寛(りょうかん)の1831年(天保2年)の忌日(旧暦)。
良寛は、江戸時代後期の曹洞宗の僧侶・歌人・漢詩人・書家。号は大愚。
1758年(宝暦8年)、越後国出雲崎(現:新潟県三島郡出雲崎町)に生まれる。出家後、1779年(安永8年)22歳の時、備中玉島(現:岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚を「生涯の師」と定め、師事する。
その後、諸国を行脚し、生涯寺を持たず、故郷の国上山(くがみやま)の国上寺(こくじょうじ)の五合庵に隠棲(いんせい)して、独自の枯淡な境地を和歌・書・漢詩に表現する。