東京都千代田区飯田橋に日本の事務局を置き、アメリカのポテト業界のためのマーケティングや販促活動を行う「米国ポテト協会」が制定。
日付は「アメリカンフライドポテト」の形が「1」のように細長いこと、アメリカンフライドポテトの原料であるラセットポテトの形が楕円形で「0」のような形をしていること、また、ポテトの「ト(10)」と読む語呂合わせなどから毎月10日とした。
記念日を通じてアメリカンフライドポテトのさらなる普及促進が目的。記念日は2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。これを記念してオリジナルのロゴマークの制作と、Facebookによるプレゼント企画が実施された。
ラセットポテトは、米国で最も幅広く使われている品種で、でんぷん質が多い。そのため、加熱するとホクホクとした食感になり、美味しいアメリカンフライドポテトができる。
フライドポテトは、ジャガイモを食べやすい大きさに切って、油で揚げた料理である。日本ではポテトフライと呼ぶこともある。ベルギーがフライドポテト(フリッツ)発祥の地とされる。
アメリカ英語ではフレンチフライズ(French fries)またはフレンチフライドポテイトウズ(French-fried potatoes)、イギリス英語ではチップス(Chips)、ベルギーではフリッツ(Frietjes)、フランスではフリット(Frite)などと呼ばれる。
日本での呼称であるフライドポテト(Fried potato)は和製英語であるが、文法的に間違いではないので英語圏でも意味は伝わる。英語圏でフライドポテトと言うとフライにしたポテト全般を指すので、ポテトチップスやハッシュドポテトもこれに含まれる。
フライドポテトは、ハンバーガーのファストフード店や縁日の屋台などで主に販売されている。味付けには、塩の他に、ケチャップやマヨネーズをベースとしたソースなどがある。