禁酒の日(1月16日 記念日)

1920年(大正9年)のこの日、アメリカ合衆国で「禁酒法(Prohibition)」が実施された。

キリスト教のプロテスタントのグループ・清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカではアルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施されていたが、これが全国に及んだ。

飲料用アルコールの製造・販売・輸送が全面的に禁止されたが、密造酒による健康問題や、アル・カポネを始めとする密売にかかわるギャングの出現など逆効果を招いたため、1933年(昭和8年)12月5日に廃止された。13年10ヵ月にわたる禁酒法の実施は「高貴な実験(The Noble Experiment)」とも揶揄された。

廃棄される密造酒

上の画像は、禁酒法時代、違法な酒造所の強制捜査後にニューヨーク市警関係者立会いの下、捜査員によって密造酒が下水道に廃棄される様子である。

リンクWikipediaコトバンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

関連記事