東京都中華料理環境衛生同業組合(現:全国中華料理生活衛生同業組合連合会:全中連)が制定。
日付は「その月の中間=ちゅうかん=ちゅうか=中華」という語呂合わせから。
全国規模で中華料理を普及させること、全国の組合員の結束を強めることを目的としている。この日にはキャンペーンを実施している中華料理店なども確認できる。
全国中華料理生活衛生同業組合連合会(全中連)は1966年(昭和41年)に全国中華料理環境衛生同業組合連合会として設立した団体。東京都台東区根岸に事務局を置く。
全中連は活動内容として、組合員各位に対し消費者への広報活動に必要な機材・ポスターの制作、原産地表示の推進、地産地消の推進などを行う。また、中華料理のプロ集団として、衛生面に優れた快適な環境と、安心・安全な食材をもとに、美味しい料理を提供することをモットーとして、日々努力を重ねている。
中華料理は、現在の中華人民共和国(中国)や中華民国(台湾)に相当する地域で古くから食べられてきた料理の総称である。中国料理とも呼ばれる。世界的にも広く親しまれ、フランス料理・トルコ料理と並び「世界三大料理」の1つに数えられる。
日本ではかつて支那料理とも呼ばれていた。中国移民や華人の移動とともに世界各地へ広まり、各国で独自の発展を遂げた。中華料理は本場の中国では「八大菜系」と呼ばれる8つの系統に分類される。一方、日本では四川料理・広東料理・上海料理・北京料理の4つに分類され、より簡略化された形が一般的である。
四川料理は、香辛料を使った辛い料理が多く、麻婆豆腐・エビチリ・酸辣湯(サンラータン)などがある。広東料理は、薄い味で材料の味を生かし、ふかひれスープ・焼売(しゅうまい)・酢豚などがある。上海料理は、甘味が強く黒酢を多用し、八宝菜・上海ガニの姿蒸し・小籠包(しょうろんぽう)などがある。北京料理は、味が濃く塩辛く、北京ダック・ジャージャー麺・水餃子などがある。
その他にも日本で普及した中華料理として、炒飯(チャーハン)・中華丼・天津飯・担担麺(タンタンメン)・米粉(ビーフン)・焼きそば・焼き餃子・中華まん・ワンタン・春巻き・青椒肉絲(チンジャオロース)・回鍋肉(ホイコーロー)・中華ちまき・チャーシュー・杏仁豆腐(あんにんどうふ)などがある。
関連する記念日として、1月25日の「中華まんの日」、3月8日の「ギョーザの日」、4月20日の「四川料理の日」、7月7日の「冷やし中華の日」、7月11日の「ラーメンの日」、8月8日の「チャーハンの日」、10月18日の「天津飯の日」などがある。