2018年(平成30年)12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Education」。
平和と発展のための教育の役割を称えて、この国際デーが採択された。記念日の名称は日本語で「国際教育デー」とする表記も見られる。
包摂的で公平な質の高い教育を確保し、全ての人々の生涯学習の機会を促進することが目的。これは2015年(平成27年)9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)の中で定められている。
また、教育に関わる全ての関係者が、教育の普及に向けて取り組みを一層強化することの必要性について改めて強調されている。2019年(平成31年)のこの日、第1回の「教育の国際デー」が実施された。
現在でも、サハラ以南のアフリカを中心として、世界には2億人以上の子ども達が学校に通うことができない現実がある。公正で良質な教育は、男女平等、貧困・暴力の撲滅、健康の改善、経済の発展、持続可能な環境の促進など、あらゆる社会課題の解決に貢献すると考えられている。
リンク:United Nations、UNESCO