東京都葛飾区西新小岩に本社を置き、「モンチッチ」をはじめとしたぬいぐるみ・人形・オルゴール・雑貨などを企画・製造・販売する株式会社セキグチが制定。
日付はモンチッチの誕生日である1974年(昭和49年)1月26日から。世界中で愛されているマスコットキャラクター「モンチッチ」の魅力をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「モンチッチ」とは、フランス語で「わたしの」を意味する「モン」と「小さく可愛いもの」を意味する「プチ」で、「わたしのカワイイもの」を意味する。また、「モンキー」の「モン」とおしゃぶりをいつも「チュウチュウ」と吸っているので「モンチッチ」という名前が付けられた。
モンチッチは、1972年(昭和47年)に作られた「くたくたモンキー」の改良型として、1974年のこの日に男の子と女の子の双子のモンチッチが誕生した。発売初年度より国内の爆発的な人気となり翌年の1975年から海外輸出を開始、その後ヨーロッパ全体へ広がり、また1980年からはアメリカのマテル社との版権契約が結ばれアメリカにも進出し、南アメリカや南アフリカにも輸出された。この間の1979年~1985年にモンチッチは世界的な大ヒット商品として一大ブームを巻き起こした。
その後、日本では販売を一時中止していたが、フランスではずっと途切れることなく販売されていた。1996年(平成8年)から国内とフランス以外のヨーロッパの国々で再び販売され、今日まで順調に販売が続いている。かつてモンチッチで遊び育った子ども達が今ではお母さんとなって、モンチッチは親子を結ぶ二世代キャラクターとして愛されている。