東京都中央区八重洲に本社を置き、葬儀・墓地・終活事業などを手がける株式会社ニチリョクが制定。
日付は、この世とあの世がもっとも近くなるといわれる「彼岸」の時期は家族がお墓参りなどで集まる機会であり、「終活」についても話しやすいという考えから、春と秋の「彼岸の入りの日」としたもの。
人生の終わりに向けて準備をする「終活」について、個人で考え仕舞い込むのではなく、家族や大切な人へ伝えたり、話し合う日とするのが目的。記念日は2024年(令和6年)9月10日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
記念日の制定を記念して「終活」をテーマにした「家族と終活を話し合う日」制定記念セミナーが実施された。家族で終活の話をするきっかけや親子が終活について話すべきタイミング、伝わる話し方などについて語られた。
この「家族と終活を話し合う日」(彼岸入り)は、年によって日付が異なる場合がある。2025年(令和7年)の「家族と終活を話し合う日」(彼岸入り)の日付は、春が3月17日(月)・秋が9月20日(土)となる。
株式会社ニチリョクは1966年(昭和41年)12月22日に設立した会社。資本金は18億6575万4672円、従業員数は154名(2024年6月1日時点)。東証スタンダード市場の上場企業で、銘柄コードは7578となっている。
同社は事業として、墓地及び納骨堂の建設、販売及び運営管理、石材製品の設計、製造、販売及び施工、石材の採掘及び販売、改葬に関わる業務の請負、各種祭祀の企画及び請負、葬祭に係わる贈答品の販売、葬祭場の運営などを手がける。
その他、墓じまい・家族葬・生前整理・遺書などの相談会やセミナーを各地で開催している。終活のためのセミナーを開催するなどして、シニア世代のための情報発信とコミュニティの形成をサポートしている。
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