岡山県倉敷市に本社を置き、ブルーシートの大手メーカーであり、ブルーシートをはじめとした多種多様なポリエチレンシートを製造・販売する萩原工業株式会社が2014年(平成26年)に制定。
日付は「シー(4)ト(10)」と読む語呂合わせと、新年度の節目となることから。工事現場や建築現場、運動会、お花見、さらには災害時の防護用など幅広い用途で使われるブルーシートを、より多くの人にPRすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ブルーシートとは、ポリエチレンなどの合成樹脂製のシートのことである。ほとんどの汎用品は青色であることから、この呼び名が一般化した。
ただし、この名称は和製英語で、アメリカでは防水布を意味する「tarpaulin」の略で「tarp」(タープ)と呼ばれる。「tarpaulin」は、タール(tar)を塗ったキャンバス生地の覆い布(pall)が語源で、もともと船の上の物を覆うための防水布だった。
萩原工業では、1965年(昭和40年)に防水加工を施した「万能シート」として発売した。当時はオレンジ色のものが主流で「オレンジシート」とも呼ばれたが、その後、青色の「ブルーシート」となった。
青色であった理由は「青色の顔料が一番安かった」「さわやかな色」「空や海の色に近い」など複数の説がある。詳細については別記事「ブルーシートが青色の理由」に記載あり。