1977年(昭和52年)に国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)の第11回大会で制定され、翌1978年(昭和53年)から実施。英語表記は「International Museum Day:IMD」。
第11回大会は5月18日から29日まで開催されたことから、5月18日が「国際博物館の日」となったとされる。日本では公益財団法人・日本博物館協会を主体として2002年(平成14年)から参加している。博物館の存在を広く市民にアピールすることが目的。
ここで言う博物館(ミュージアム)とは、博物館のほか美術館・科学館・動植物園・水族館なども含むものである。年ごとに世界共通のテーマが定められ、各国の博物館・美術館などでさまざまなイベントが開催される。
2016年(平成28年)には、145ヵ国において、35,000以上の博物館(ミュージアム)が「国際博物館の日」のイベントに参加した。2019年(令和元年)のテーマは、「文化をつなぐミュージアム -伝統を未来へ-」(Museums as Cultural Hubs : the Future of Tradition)である。