「地下無重力実験センター」があった北海道上砂川町が1991年(平成3年)3月に制定。
日付は「む(6)じゅう(10)りょく(6)」(無重力)と読む語呂合わせから。
地下無重力実験センターは1989年(平成元年)3月1日、日本初の本格的な地下微小重力実験施設として第三セクターで設立された。建設にはこの地にあった三井砂川炭鉱の跡地が利用された。710mの縦穴を地下にむけて真空カプセルを落下させることで、微小重力状態を約10秒間作り出すことができ、各種実験が実施された。
しかし、実験1回当たりの経費が200万円以上と高価であったこと、実験結果を工業・商業的に応用することが難しいなどの状況から利用率は低迷し、実験センターは2003年(平成15年)に閉鎖された。
閉鎖後、宇宙開発の実験場としての貢献から、後に小惑星イトカワのクレーターの一つに上砂川(Kamisunagawa)の名が用いられることとなった。
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