加須市うどんの日(6月25日 記念日)

埼玉県加須市(かぞし)が郷土料理であるうどんの魅力をPRし、産業の振興と地域の活性化を図ることを目的に制定。

日付は加須市内の不動ヶ岡不動尊總願寺(そうがんじ)に正徳元年(1711年)ごろに加須名物の「饂飩(うどん)粉」を贈られた舘林城主・松平清武からの御礼状が残されており、そこに6月25日の日付が記されていることから。

加須市では「加須市うどんの日」を条例で定め、この日を中心に、うどん販売店や飲食店などで「加須うどん」のPRキャンペーンを行っている。記念日は2013年(平成25年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

加須市うどんの日

加須うどんについて

加須うどんは、加須市とその周辺地域で食べられるうどんで、和菓子の五家宝(ごかぼう)と並ぶ加須市の郷土料理である。

この地域は、かつて小麦の栽培に適した地であったとされ、江戸時代に總願寺の門前でうどんを参拝客に振る舞ってもてなしたのが始まりといわれる。また、古くから家庭でもうどんが作られてきた。

加須市内には約40店舗と、うどん店が多くある。これらの店舗で「加須手打うどん会」を発足し、記念日のこの日に「手打うどん即売会」「親子手打ちうどん教室」などのイベントを開催している。また、まちおこしとして、市役所などでは「手打うどんのまち スタンプラリーマップ」を無料配布している。

加須市の水上公園で行われた「第7回埼玉B級ご当地グルメ王座決定戦」で優勝した「加須市みんなで考えた肉みそうどん」というメニューを提供する店舗もある。

リンク加須市Wikipedia

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カテゴリー「6月の記念日」「今日は何の日

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