1984年(昭和59年)に日本童謡協会が制定。
1918年(大正7年)のこの日、多くの名作童話・童謡を生み出した日本初の児童文芸誌『赤い鳥』が児童文学者・鈴木三重吉によって創刊された。童謡を日本の文化遺産として保存し、アピールすることが目的。この日にはコンサートなどが開催される。
『赤い鳥』は、それまでの堅苦しい「説話」や「唱歌」ではなく、子どもの言葉で子どもの世界を描いたわかりやすい童話・童謡の創作を目指した。編集主幹の鈴木三重吉は、芥川龍之介、有島武郎、小川未明らの小説家に児童文学の筆をとらせる一方、北原白秋、西条八十、野口雨情らの詩への作曲を山田耕筰らに依頼し、今も親しまれている数多くの童謡を生み出してきた。
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