東京都渋谷区渋谷に本社を置き、マヨネーズソースやドレッシングなど様々な食品を製造・販売するキユーピー株式会社が制定。
日付はこの日に「シーザーサラダ」が生まれたとされることから。シーザーサラダの消費拡大が目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は、パルメザンチーズの香りと食感をいかし、黒こしょうで仕上げた「シーザーサラダドレッシング」を販売している。
1924年(大正13年)のこの日、アメリカの国境に接するメキシコのティファナ(Tijuana)のホテル「シーザーズ・プレイス」(Caesar's Place)で、オーナーでイタリア系移民の料理人シーザー・カルディーニ(Caesar Cardini)氏が、ロメインレタスをメインにパルメザンチーズやクルトンなどの材料をかき集めて即興でサラダを作った。これが「シーザーサラダ」の起源といわれる。シーザーサラダが作られた日は「アメリカ独立記念日」でもある。
当時のアメリカでは、禁酒法が施行されていて、ティファナは、カリフォルニア州のハリウッドで働くアメリカ人たちが酒を飲める歓楽街として賑わっていた。シーザーサラダは、ティファナに押しかけるハリウッドの芸能関係者たちにより本国アメリカへ伝え広まったとされる。
シーザーサラダは、古代ローマのジュリアス・シーザー(Julius Caesar)の好物であったという俗説があるが、実際にはジュリアス・シーザーとの関連はない。