1885年(明治18年)のこの日に開業した日本鉄道東北線の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売された。
この日、大宮駅~宇都宮駅が開通した。宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた日本鉄道の重役の薦めで駅弁を販売した。黒ゴマをまぶした梅干入りの握り飯2個とたくあん2切れを竹の皮に包んだもの。値段は5銭で、当時としては高かった。
これに由来して宇都宮駅は「駅弁発祥の地」とされている。ただし、「日本初の駅弁」は他の駅で販売されていたとの主張もある。
関連する記念日として、4月10日は「駅弁の日」となっている。