埼玉県秩父郡長瀞町(ながとろまち)の観光事業の発展と振興を図る一般社団法人・長瀞町観光協会が制定。
日付は「なが(7)と(10)ろ(6)」(長瀞)と読む語呂合わせから。
四季折々に様々に魅力的な観光を楽しめる長瀞町の素晴らしさを、より多くの人に知ってもらい、訪れてもらうことが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して、各施設・協賛店においてプレゼントやサービス、イベントが実施される。
長瀞町は、秩父盆地の北端に位置し、人口約6800人の町である。「長瀞渓谷(ながとろけいこく)」をはじめとする数々の観光名所を有し、「秩父の赤壁」「関東の耶馬渓(やばけい)」という別名を持つ。
長瀞渓谷は、国の名勝及び天然記念物に指定されている。岩畳(いわだたみ)とライン下りが有名で、カヌーやラフティング、キャンプができる。名物は豚のみそ漬け(秩父名物)と天然氷のかき氷。秋には近くでりんご狩りができる。
また、長瀞渓谷は、地球内部を地質学的に垣間見ることができる意をもって「地球の窓」の雅名(がめい:物の風流な呼び名)もある。長瀞は地質学的な価値の高さが認められた場所であり、「日本地質学発祥の地」とも言われている。
長瀞町には、その他に宝登山神社(ほどさんじんじゃ)や総持寺(そうじじ)、長瀞町郷土資料館などがある。また、長瀞の桜は「日本さくら名所百選」に選ばれている。長瀞周辺には約3000本余に及ぶ桜が植えられており、桜のトンネルや通り抜けの桜、法善寺しだれ桜など様々な桜を楽しむことができる。